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2008年中途入社

田鍋盛二(たなべせいじ)

営業部部長(取引先は主に販売店や卸会社などを担当)
前職は遊戯店向けの景品・装飾品を扱っていた商社営業。ステップアップできる営業職を探して応募。面接時に経営理念や自主性や創意工夫を重んじる風土が適していると実感ができたため、入社を決意。
営業部部長(取引先は主に販売店や卸会社などを担当)/田鍋盛二(たなべせいじ)

社用車で回る営業エリアについて

現在営業は3名体制で関西一円を回っているため、エリアと取引先がユーザーであるか販売店であるか業種で分けて担当しています。私の場合は大阪市内の一部と兵庫県、奈良県などですが、移動距離を減らすために、今日は兵庫エリアという風に効率性を考えてスケジューリングは自分で組みます。
新しい方の研修期間は営業同行を私や四方などが行うことになります。情報や成功事例はできるだけ社内共有をしていますが、このお客様にはこれが最適という面では個々の違いもあるため、各先輩社員の引き出しや提案手法を見て吸収してください。

営業時の工夫や難しさについて

梱包資材はお客様の大切なお届け物を守るもの、価値を上げるきれいなパッケージでも、商品そのものの部品ではないので、ちゃんと届けば捨てられることも多いものです。ただの御用聞きではコスト重視という価格競争に巻き込まれてしまいます。
100年企業の私たちに求められるものは、ネット販売にはない付加価値であり、「いま使っているものをこう工夫したら便利になりますよ」など、聞かれてから提案をするだけなく、先読みして、何かしら工夫をした提案をしないと期待に沿うことはできません。その分だけ営業のやりがいはありますね。

付加価値を出すために重要なこと

お客様が何をどのように使っているかを知ることが第一前提になります。品番がわかれば値段が出てくる時代なので、資材の中でも消耗品に関しては新商品が出たらいち早く提案をしないといけません。
機械・設備の面も当社は力をいれていますが、生産性向上や効率化というキーワードはどのお客様も情報や提案を求めています、効率化に関する特殊な機械や梱包資材というのは、ご自身で探されても、どこに聞いたらいいかわからないという場合も多い。日々の会話や社内環境を見渡し、最適だと思うネタを探して提案の中に組み込むという手法です。

修理担当からも情報提供がある優位性

当社は修理部門もあり梱包や結束機械の修理や定期メンテナンスでお客様の工場内に入ることがあります。普段は営業が入れない製造現場に修理担当は入っていけるので、修理をするだけでなく、周りを見ながらどういったものを使っているのか、ここにはこういった商品が必要なのではないかなど、注意して情報を共有するように言っています。
慣例から続けている工程や製品はまだ製造現場では多くあり、私たちの発見からのご提案で「ちょっと元請けに相談してみるわ」となって導入検討が始まり、生産性が断然上がり喜んでいただいた事例もあります。

サポート体制は充実。業界未経験でも大歓迎

最初は技術や能力がなくても周りからのサポートがあるので、やる気さえあれば大丈夫。みんながカバーしてくれる環境があります。私も30代後半での転職でしたがコミュニケーションも取りやすく、すぐに馴染めました。
3年で主任に、7年目くらいに課長に登用されましたが、社長は営業成績や実績だけで評価する方ではありません。年齢的な顧客接点面の考慮や、日頃の地道な活動、『よくやっているよ』というお客様の声なども加味した評価をしてくれたと思います。
「自主性や創意工夫がちゃんと評価される会社ですよ」と、私は転職者の方に伝えたいです。
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